Tuesday, June 17, 2014

JP - トライ

「あかりはそのまんまでいいんだよ。」

これは、私が17歳のときに初めてマウイのハレアカラ休火山に登ってサンセットを見ていたときに、マウイが囁いてくれた言葉です。

私は高校時代、摂食障害に苦しんでいました。拒食症と過食症を両方やりました。(最初は拒食から始まりました。)そのときのことは、また別の機会に書きたいと思います。

この力強いささやきを聞いた私は泣き崩れました。「あぁ、このままでいいんだ」と認められ、肩の荷が降りたことと、やっと自分に戻ってこれた安堵感から。それを機に、摂食障害はぴたりと治まりました。

このコルビー・キャイルアットさんの「トライ」という歌にたまたま行き当たりました。英語ですが、良かったら見てみてください。「そんなにトライしなくていいんだよ。そのままでいいんだよ」というメッセージです。

みんなが、何もしなくても私たちは既に美しいんだということを思い出せますように。

ここで少しトライ(挑戦)することについて書きたいと思います。
私はトライすることが好きです。
新しいことに挑戦してみて、自分の世界が広がるのが楽しいからです。

でも、人に認められたいからやっているのではないことを、いつも自分に願っています。
「やりたいからやってるの?それとも誰かの承認を得るため?」と聞くようにしています。

一ヶ月前、近所の公営のプールで週に一度のペースで泳ぎ始めました。1時間で2.9キロほど泳ぎます。小学生時代は真剣に泳いでいたこともあり、泳いでいるとその頃の思い出が蘇ってきます。それから「私はただ単に水に入るということが、こんなにも好きなんだなぁ」ということも。

泳ぎ始めた理由は、ダイエットや美容のためではありません。そのような相乗効果があれば、それはそれで良しとしますが、一番の理由は踊りのためのスタミナを付けるためです。泳いでいるとき、肺の酸素がなくなって、心臓は捕食者から逃げるウサギのようにバクバク打っていて、水の中にいるはずなのにすごく熱く感じる時、スピードを落としたい自分がいます。でもそんな時こそプッシュして、「そのまま、そのまま。出来るよ」と自分を励まして泳ぎます。泳ぎきったときの達成感はそれは素晴らしいものです。

辛くなると想う祈りのフレーズがあります。それは「どうか神様、スタミナを付けさせてください。そうすることで力強く踊りたいのです。集中したエネルギーを保ちながら。観てくださっている人々の心の神聖な場所に辿り着けるように。」そうすると、力が出てきます。

トライしたいという気持ちはすてきなものだと思います。それが「自分を既に肯定した場所」から来ているものであれば。そうでなければ、私は声を大にして言いたい。「あなたはそのままで愛されているから、これ以上何もトライしなくてもいいんですよ。その許可が全世界から降りていますよ。だから、自分にその許可をおろしてあげてください」と。

そして覚えておいてください。私は既にあなたを、そのままのあなたを愛しています。

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